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延近 充の政治経済学講義

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updated on April 24, 2024

現代の政治経済を読み解くための分析と資料
延近研究会 共同研究 「イラク戦争を考える」 (2024.4.24, 「対テロ戦争」関連年表の更新)
[著書]

 『薄氷の帝国 アメリカ ― 戦後資本主義世界体制とその危機の構造』 (御茶の水書房,2012年) 

 『21世紀のマルクス経済学 ― 現代の経済危機をマルクス経済学はどう見るか』(慶應義塾大学出版会,2015年)

 『対テロ戦争の政治経済学 ― 終わらない戦争は何をもたらしたのか』(明石書店,2018年)

 『入試問題の作り方 ― 思考力・判断力・表現力を評価するために』(幻冬舎,2020年)

[パレスチナ情勢年表]

【アメリカの政治情勢2024年

【トランプ政権の政策関連年表2017〜2022年】 2020年大統領選挙関連,バイデン政権によるトランプ政権の政策変更を含む。
Column Collateral Damage ― “対テロ戦争 War on Terror”の非人間性 (2009.1.22,2014.3.13追記)
Column アメリカの対イラク最後通告と日本の対応について(2003.3.18)

What's New

対テロ戦争関連年表[パレスチナ情勢]更新中(2024.4.24)
パレスチナ問題の歴史的経緯と私の見解については,
Collateral Damage ― “対テロ戦争 War on Terror”の非人間性
および
「イラク戦争前史 ― パレスチナ問題」
をお読みください。
対テロ戦争関連年表[ウクライナ情勢]更新中(2024.4.24)
アメリカの政治情勢2024年(2024.4.24)
「入試問題の作り方」についての講演要旨(2024.4.4)
2022年2月14日にアップした講演要旨のファイル中に不自然な文章や適切でない表現があるのを発見し,修正版をアップしました。
アメリカ大統領選挙関連年表(2022.12.31)
・2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会がトランプ前大統領が支持者の暴挙を扇動したとして刑事責任が問われるべきだとする最終報告書を発表(12.23)。
・連邦議会上院議員選挙のジョージア州の決選投票で民主党候補がトランプ派の共和党候補に勝利,上院の勢力分布は民主党51議席,共和党49議席で民主党が選挙前より1議席増,接戦州のアリゾナ,ジョージア,ネバダ,ペンシルベニアでトランプ派候補が全敗,下院の勢力分布は民主党213議席,共和党222議席(12,7)。
・連邦議会下院の2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件を調査する特別委員会が10月に発したトランプ前大統領の召喚状をトランプ氏が無視したとトンプソン委員長(民主党)とチェイニー副委員長(共和党)が発表(11.15)。
・トランプ前大統領が2024年の大統領選に出馬を表明(11.15)。
・連邦議会議員の中間選挙(11月9日実施)のAPとロイターの開票速報で上院の勢力分布は民主党が50,共和党が49,残り1議席は12月6日のジョージア州の決選投票,下院は民主党204,共和党212,残り19議席,民主党候補者の善戦によりトランプ派の事実上の敗北(11.13)。
『入試問題の作り方』に関連して取材を受けた東海TVの放送(2022.3.13)
名古屋大学の2020年度入試問題の世界史の出題ミスについて,3月2日に東海テレビのニュースOneという番組の取材を受けました。3月4日に放送された該当部分をアップしました。
「入試問題の作り方」についての講演要旨(2022.2.14)
入試問題の作り方― 思考力・判断力・表現力を評価するために』(幻冬舎,2020年12月)は,特に高校の先生方に好評で,愛知県世界史教育研究会の依頼で,2021年6月21日に本書についての講演をオンラインで行ないました。130人以上の参加者があり,多数の質問や感想,コメントがありました。
参加者の先生方が試行錯誤し悩みながら教育に懸命に取り組んでおられることを実感し,感銘を受けました。
講演会の参加者以外にも興味を持たれる方がいらっしゃるかもしれませんので,講演内容の要旨や質疑応答の概要などをまとめたPDFファイルをアップしました。
拙著『入試問題の作り方』の電子書籍版配信開始のお知らせ(2021.6.30)
本書の発行から6カ月余り,売れ行き好調のために,書店でもネット通販でもほとんどが品切れとなっています。Amazonでは新刊・中古本ともに定価の2倍以上の価格で販売され,それでも注文があるようです。
売れ行き好調とはいえ,出版社の重版条件には達していないようですので,本書を必要とされる方が定価で入手困難な状況が申し訳なく,追加費用を負担して,電子書籍化をお願いしました。
6月30日から電子書籍版(税込みで1,056円)の配信が開始されましたので,お知らせいたします。
2021年度大学入学共通テスト(日本史B・世界史B)の検討結果(2021.5.15)
大学入学共通テストの世界史Bの検討結果の追加,および既公表部分の一部修正を含む完成形態です。
日本史Bの検討結果の一部に誤りがありましたので,修正したファイルをアップしました。
13ページの9行目「正解はXとaの組合せとされている」→「正解はYとbの組合せとされている」です。(20238.30)
2021年度大学入学共通テスト(日本史B・世界史B)の検討結果(2021.4.21)
拙著『入試問題の作り方― 思考力・判断力・表現力を評価するために』で,大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)の問題点を検討しましたが,今年1月に実施された共通テストの問題を検討した結果をアップしました。
拙著でプレテストの問題点として挙げたのは, (1) 問題の分量,(2) 問題構成,(3) アクティブ・ラーニング(AL)の設定,(4) 入試問題としての妥当性,(5) 歴史における思考力・判断力とは?,(6) 入試問題のあるべき姿を具体化するために,でした。
共通テストは,これらの問題点を改善できたのか?
結論を先取りすれば,むしろセンター試験に後戻りし,さらに歴史の入試問題として首をかしげる内容となっています。今回アップしたのは,(4)の日本史Bの検討までです。世界史Bについては近いうちにアップする予定です。
拙著『入試問題の作り方』直販のお知らせ(2021.3.5)
本書の発行から2カ月余りたちましたが,売れ行き好調のようで,Amazonでは3月5日現在で新刊・中古本ともに定価の1,320円(税込)の2倍以上の価格で販売され,その他のネット通販でも品切れが多くなっているようです。
著者納品分が若干残っていますので,税・送料込みで1冊1,500円で販売いたします。
購入を希望される方は上のリンクから申し込み方法をご覧ください。
著者納品分は完売しました(7月2日)。
電子書籍版の配信が始まっていますので,こちらをご利用ください。
なお,現時点で重版の予定はありませんが,書店などを通した注文が多ければ増刷される可能性はあります。
紙版をご希望の方は書店または出版社に注文をお願いします。
拙著『入試問題の作り方― 思考力・判断力・表現力を評価するために』出版のお知らせ(2020.12.1)
経済学部の歴史科目の入試問題を長年にわたって作成してきた私の経験をノウハウとして提供する本書が,12月16日に幻冬舎から出版されることになりました。私が作成に関与した入試問題のねらい,解答のための思考プロセスも解説しています。
各大学の入試問題作成者はもちろん,高校教育や受験指導に携わる方,受験生・高校生にとっても参考になると思います。
また大学入学共通テストの試行調査として,2017年と2018年に実施されたプレテストの問題について,文科省の「高大接続改革」の理念である思考力・判断力・表現力の育成・評価を実現するものとなっているかを検討し,その問題点や修正案も提示しています。
歴史を学ぶことは現代社会を読み解く力をつけることですから,受験関係者以外の方にも読んでいただきたい本です。
本書の特徴と構成は上のリンクからご覧ください。
Twitter:政治・経済・社会や私の近況などについて,ほぼ毎日ツイートしています)
文部科学省「高大接続改革」の一環としての大学入試改革についての私見の改訂版(2020.3.13)
経済学部の歴史科目の入試問題を長年にわたって作成してきた経験をもとに,現在,「入試問題の作り方」を出版すべく,原稿を執筆中です。
新著の第1部では,入試問題作成マニュアルを多数の例題と解答プロセスとともに紹介し,第2部で2回のプレテストの検討結果を,ケース・スタディとして各設問の解答プロセスを紹介します。これにともなって,この「私見」の内容も修正しました。

Contents

ウェブサイトのタイトルについて
このウェブサイトは,1998年2月の開設以来,慶應義塾大学経済学部での私の担当講義に関する情報提供を主目的としていたため,題名を「延近 充の経済学講義」としていました。
その後,特に2001年の9.11同時多発テロ以降,担当講義の情報だけでなく,政治・経済・軍事問題や社会的な事件についての私の考えや論文,エッセイなどを公表する場としても使用するようになりました。これらも,私の経済学研究・講義の一環でしたが,コンテンツの内容をより適切に表現するために,2019年3月1日から「延近 充の政治経済学講義」に名称を変更しました。
「政治経済学」とは何かについては,こちらをご覧ください
Profile 自己紹介
Column 社会的な事件や出来事に関する私のメモ,科学技術の発達と制御について アベノミクスは日本経済を救えるか?などのエッセイ。
研究紹介 主要業績リストと私の専門に関する学生向けの論文:「冷戦とアメリカ経済」「戦後日本の経済成長の性格」など
講義案内 私の担当する講義の講義要綱スタディ・ガイド,学習のための指針・講義資料・試験情報(独占資本主義論マルクス経済学),Q&A学生による授業評価など。
研究会案内 延近研究会の紹介。卒業生の情報(進路,卒業論文テーマなど)。ゼミ合宿やOB/OG会などの写真。
イラク戦争を考える 2003年3月に始まった「イラク戦争」を多面的・歴史的視点から考察する共同研究(現在は私個人が事態の進展に応じて更新中です)。
“対テロ戦争”は現代世界にどのような影響を与え,世界史の中でどのような意味を持っているのかを考えます。国際情勢や基礎資料を立体的に構成した
対テロ戦争関連年表をほぼ毎日更新中。
Members Only
update 2023/12/8
研究会会員(卒業生)への情報提供のページ。ユーザー登録が必要です。
Einglish My Profile and Research in English.
Essay 
文部科学省「高大接続改革」の一環としての大学入試改革についての私見
  ―大学入学共通テスト実施のための試行調査(世界史B・日本史B)の検討(2019.4.22)
2018年度のプレテスト世界史Bと日本史Bの検討結果の公表にともない,2017年度の検討結果も大幅に修正し,題名と「はじめに」も変更して,別のウェブページに掲載しました。
New★経済学部の歴史科目の入試問題を長年にわたって作成してきた経験をもとに,現在,「入試問題の作り方」を出版すべく,原稿を執筆中です。新著の第1部では,入試問題作成マニュアルを多数の例題と解答プロセスとともに紹介し,第2部で2回のプレテストの検討結果を,ケース・スタディとして各設問の解答プロセスを紹介します。これにともなって,この「私見」の内容も修正しました(2020.3.13)。
文部科学省「高大接続改革」は入試改革なのか,教育改革なのか
  ―2018年プレテスト結果報告に対する安西祐一郎元中央教育審議会長のコメントについて(2019.4.5)
文部科学省「高大接続改革」の一環としての大学入学共通テストについての私見
  ―2017年11月実施の「試行調査」(世界史B・日本史B)の検討(2019.2.22)
 文部科学省は高大接続改革の一環として,2020年度から大学入試センター試験を廃止し,大学入学共通テストを新設することを決定,2017年11月に「共通テスト導入に向けた試行調査(プレテスト)」が実施された。
共通テストは高大接続改革の理念の具体化の一つとされ,各大学独自の入試もこの理念の方向に転換することが求められている。
 この改革によって各大学の入試問題は大きく変化することになるだろうし,その変化は受験生および高校教育にも大きな影響を与えることになる。プレテストはその変化の方向性を示すものである。

私は長年にわたって経済学部の歴史科目の入試問題作成に関わってきたので,その経験をもとに,プレテストの世界史Bと日本史Bの問題がこの改革の理念を具体化するものとなっているかどうかを検討した。
 各大学の入試問題作成担当者および高校の歴史教育担当者はもちろん,高校生・大学受験者にとっても学習の参考になるはずです。
なお,世界史Bの検討結果は2018年11月5日に部分的に公表しましたが,今回,世界史Bの全問および日本史B全問の検討結果も公表しました。

2018年度のプレテスト日本史Bの検討結果を公表しました(2019.3.25)。
2018年度のプレテスト世界史Bの検討結果を公表しました(2019.4.14)。

戦後70年安倍談話の歴史観批判(2016.1.11)
安倍首相の戦後70年談話の歴史観批判をまとめました。「歴史から未来への知恵を学ぶ」とはどういうことなのか。
日本の集団的自衛権行使の容認をめぐる議論についての私見(2014.3.27)
安倍政権が進めようとしている集団的自衛権行使の容認をめぐる議論についての私見の一部をまとめました。
アベノミクスは日本経済を救えるか?(2014.2.1)
アベノミクスの経済理論的基礎としてのリフレ派の主張の検討,リフレ派を批判する諸見解のサーベイ,私の見解をまとめた論文ドラフトです(大幅に書き換えて,上記の『21世紀のマルクス経済学』の第11章としました)。
科学技術の発達と制御について ― “フクシマ”への一視点 (2011.6.11)
2011年3月の東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所の深刻な事故の推移に鑑みて,1999年9月のJCO臨界事故後に書いたエッセイに加筆修正して公開しました。
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