学術フロンティア公開講座 バリアフリー研究班

テーマ:バリアフリーキャンパスを目指して

ー障害のある人も一緒に学べるキャンパスー

日時:2002年7月5日(金)14時45分〜17時

場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎(新棟)・大会議室(2階)

入場無料

 第1部 基調講演 広島大学におけるバリアフリーキャンパスの実践

 第2部 パネルディスカッション バリアフリーへの夢を語り合おう

  (1)障害のある学生からの提言―夢のバリアフリーキャンパスとはー

  (2)学生、教職員、ボランティアからの提言

基調講演:講師紹介

佐野(藤田) 真理子(広島大学総合科学部 教授) 氏

専門分野: 文化人類学;アメリカ研究

 文化人類学のフィールドワークを元に、文化によって人間の一生がどのように形成されていくのかを解明するために、「ライフステージ」、「エスニシティ」「ジェンダー」の視点から、日米比較研究を継続して行なっている。 『自立した老後:アメリカ中西部小都市と周辺地域の歴史人類学的研究』、(共著、渓水社、2001)、『アメリカ人の老後と生きがい形成ー高齢者の文化人類学的研究ー』(大学教育出版、1999)。広島大学では、全学的委員会の委員として、障害のある学生の就学支援体制のシステム作りに携わっている。

巖淵 守(広島大学大学院教育学研究科 講師) 氏

専門分野:支援技術,AAC(拡大・代替コミュニケーション),コンピュータ応用

 障害のある人々の自立をサポートする支援技術の研究開発や利用促進に向けた教育活動に携わる。3年間のイギリス留学時に,会話障害のある人々のためのシンボルをベースにした多言語会話システムを開発。その後,障害のある学生の就学支援に関わる情報支援コーディネータとして広島大学に移る。平成13年より同大学講師。

問い合わせ先:nakanoy@hc.cc.keio.ac.jp

(心理学教室:中野泰志)

http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy