テーマ名
「参入阻止価格理論に関する研究」 矢野誠ゼミ4年 古川雄一私の卒業論文の目的は、参入阻止価格理論の先行的研究を概観し理解することにある。本論文の構成は以下のようなものになると思われる。
ここで各章の内容を説明する。これによって、本論文の全体像が理解されると考える。
ここでは、参入阻止の理論に代表される産業組織論の全体を対象にして、その発展を8000時程度で簡単に概観している。この部分はほぼ完成している。
2.参入阻止価格理論@−
SBMモデルこの章では、
Modigliani(1958)によって完成されたSBMモデルを理解する。左記の論文にくわえて、それの原形となったSylos-Labini(1962)とBain(1958)を読む。ここでは、
SBMモデル以降の参入阻止の理論を取り扱う。少なくとも、以下の論文はでも読むつもりである。Stigler(1953,75)
、Spence(1977)、Schmalensee(1978)これらを完全に理解し、なおも時間があるようなら
Dixit(1982)などを読む予定である。
以上が私の卒論の内容である。