シラバス

授業内容

計量経済学(Econometrics)とは、観察可能な経済データからその資料の発生メカニズムを経済理論にもとづいて推測する方法を示すものである。一般に経済分析に登場するデータは自然科学のように条件をよくコントロールされた実験データではないため、経済分析固有の統計的問題がおこりうる。この授業では、統計学で学んだ知識を確認しながら、経済分析固有の問題を実例を交えて紹介していく。

教科書

浅野皙・中村二朗『計量経済学(第2版)』有斐閣

履修者へのコメント

授業では複雑な数式の展開は避け、図やグラフなどを用いて直感的に理解できるようにする。また統計解析のためのツールとしてExcelまたはRを用いた実習を行う。

成績評価方法

成績評価はレポート(30%)と学期末試験(70%)にもとづいて行なう。

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