統計学I〔春学期〕(99学則)
統計学(95学則)
(1) 統計的記述(実際のデータの特徴をどのように捉えるか)、(2)統計的推測(標本から母集団の特徴をどのように推定するか)、(3)統計的検定(理論的主張をどのように検定するか)、を学ぶことにより統計的分析の基礎を身につける。
講義のみならず演習も重視し、コンピュータを用いての統計処理の解説も行う。
- データの記述
- 中心の尺度
- 散らばりの尺度
- 多数のデータの特性の記述
- 確率
- 確率とは
- 標本空間と事象
- 確率の公理
- 基本的確率法則
- 計算規則
- 確率の公理
- 確率変数と確率分布
- 正規分布
- 確率密度関数
- 正規分布、標準正規表の利用
- 中心極限定理
- パラメータの区間推定
- 仮説の検定
- 仮説の設定
- 検定統計量とその分布の決定
- 有意水準と棄却域の決定
- 検定方式と2種類の過誤
- 検定の実施と結論
教科書、参考書については第1回の講義において担当教員から指示がある。
統計学II〔秋学期〕(99学則)
統計学(95学則)
- 回帰分析(複数の変数の間の因果関係についての分析)を学ぶことにより、経済理論の実証の基礎を身につける。
- 応用分析(様々な経済・社会現象を統計的に分析)を学ぶことにより、統計学を現実社会で幅広く応用する力を身につける。
- 統計学の数理的基礎を学ぶことにより、より高度な統計的分析に備える。
講義のみならず演習も重視し、コンピュータを用いての統計処理の解説も行う。
- 回帰分析
- 散布図
- 相関係数
- 単純回帰モデル
- 最小2乗法
- モデルの説明力
- 信頼区間と仮説検定
- 最小2乗推定の特性
- 単純回帰モデルの例
- 予測
- 記述統計の応用
- 確率の定理の応用
- 離散確率変数の応用
- ベルヌーイ試行
- 2項分布
- 2項分布のpに関する推定
- 2項分布のpに関する検定
- 連続確率変数の応用
- カイ2乗分布
- 正規分布の分散の区間推定
- 正規分布の分散に関する検定
- 統計学の数理的基礎
- チェブシェフの不等式
- 大数の法則
- 最尤法
- 推定値の特性
- F分布
- 尤度比検定
教科書、参考書については第1回の講義において担当教員から指示がある。
この講義要綱は、統計学共通原稿です。