今年度も産業連関分析の教科書または産業連関分析にかんする基本的な文献を読む予定です。受講者としては産業連関分析をこれから学ぶ人を対象にして運営しますが、すでにある程度の知識がある人でもよい復習になるような内容にする予定です。(具体的に何を読むかは、この講義要綱の原稿締切時点では決まっていません。後述のホームページに掲載しますので、そちらを参照してください。)
この授業では、ただ単に英語を日本語にうつしかえるだけではなく、今後この文献を読む人が英語で読む必要がないくらいの訳を作成し、この本の内容を理解して、そしてその上で産業連関分析の手法を皆さんが使えるようになるのが目的です。
これだけのことをやろうとすると、かなりの負荷が履修者諸君に対してふりかかると思いますが、ネットワークを通じての資料配付・レポート提出等を行うことにより、できるだけ効率的に運営して履修者諸君の負荷軽減をはかりたいと思っています。そのためには履修者諸君が日吉で「情報処理入門」を履修していること(もしくは、パーソナルコンピュータ上で日本語ワープロソフトまたはエディタが使えること)が前提となります。また履修者は三田のパソコン室での利用者登録をする必要があります。(そのために文献購入以外の費用も若干かかる可能性があります)。 その他、授業の運営方法の詳細、受講者に要求される能力、授業時間外にしなければならない勉強その他の詳細については、私のホームページの中にある講義情報のページ(http://www.econ.keio.ac.jp/staff/akab/lecture/)に掲載します。受講する前に必ずそちらを読むようにしてください。
また第1回目の授業の際に補足説明をしますので、必ず出席してください。