飯野 靖四
- 個人基本情報
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- 氏名:
- 飯野 靖四 [いいの やすし]
- 職位:
- 教授
- 研究室:
- 543号室 内線23433
- 略歴:
- 昭和39年 慶応大学経済学部卒業
昭和41年 慶応大学経済学部助手
昭和44年 慶応大学大学院経済学研究科(博士課程)終了
昭和47年 慶応大学経済学部助教授
昭和57年 慶応大学経済学部教授
- 最終取得学位:
- 経済学修士(経済学,慶応大学)
- 受賞学術賞:
- 所属学会:
- 日本財政学会,日本地方財政学会,社会政策学会,生命倫理学会,環境経済政策学会,IIPF
- 教育活動
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- 担当科目(2005年度)
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- [通学課程]
- 財政論,英書講読,研究会,自由研究
- [通信教育課程]
- 財政論
- 教育方針:
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- [財政論]
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- 大きな声で話をし,できるだけ分り易い説明をすること。
- 更なる勉強を志す学生諸君には参考文献は教えるが,そうでない学生諸君には授業を聞くだけで十分理解できるようにすること。
- 一回の試験で採点することを避け,できるだけ多くの試験で採点すること。採点した答案はできるだけ返却し,採点基準を明らかにすること。
- [研究会]
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- グループ学習を通じて(1)チームワークのむずかしさを体験し,それを克服していく方法をマスターすること、(2)問題を設定し,その解決策をまとめていくトレーニングをすること、を目的として,他流試合(他大学のゼミとの討論会,懸賞論文に応募)を行う。そのためには夏休みを返上して勉強していただく。
- [英書講読]
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- 経済に関する文献を講読して,経済用語を英語でマスターして欲しいと願っている。
- [自由研究]
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- 英語,数学ができない人達にも経済学の面白さを知っていただきたいと願っている。受講者の名簿を作成し,夏期には合宿を行っている。
- 研究活動
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- 専攻・研究領域:
- 財政論,スウェーデン論
- 現在の研究活動
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- 研究課題名:
- 社会保障財政
- 途中経過及び今後の計画:
- 年金,医療,介護の問題について,スウェーデンとわが国を対比しながら検討している。
- 研究課題名:
- 環境税制
- 途中経過及び今後の計画:
- 先進国の例を検討しながら,わが国で環境税を導入する際のあるべき姿について模索している。
- 主要業績:
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- 著書(全部共著)
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- 『財政学入門』1998年4月、慶応義塾大学通信教育部
- スウェーデンの資産課税、『資産政策と資産課税』1998年11月、有斐閣
- 中山間地域への財政的支援、総合研究開発機構・植田和弘共編『循環型社会の先進空間』2000年6月、農文協
- スウェーデンの財政、丸尾・塩野谷編・先進諸国の社会保障『スウェーデン』1999年8月、東京大学出版会
- 社会保障政策における政府、『経済学による政府の役割分析』2001年4月、慶応大学出版会
- 単著論文
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- 中福祉・中負担の幻想、『三田商学研究』1996年8月
- 環境税の現状と問題点、『NIRA政策研究』12巻6号、1999年6号、総合研究開発機構
- 地方分権の推進と地方税、『地方税』平成10年4月号、ぎょうせい
- 少子高齢社会と税制、『租税研究』1999年8月、日本租税研究協会
- 社会保障の課題と将来、『週刊社会保障』2002年8月5・12日号、法研
- 閲覧者へのメッセージ:
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- せっかくの青春を有意義に過して欲しいので,ゼミでは勉強とスポーツに力を入れている。
- 最初はとっつきにくい勉強に着手していただくためにゼミではグループワークを重視している。
- 勉強を通じた生涯の友達をつくっていただくために,ゼミでは夏休み中も大学に来て勉強していただいている。そしてそこでまとめられた論文は高い外部評価を受け,本人たちに強い自信を与えている。
- ゼミは卒業しても,何らかの形で終生,教員,先輩,同僚,後輩と関係を保ちつづける。正に慶応義塾における社中関係である。