須田伸一
- 個人基本情報
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- 氏名:
- 須田伸一 [すだ しんいち]
- 職位:
- 教授
- 研究室:
- 三田研究室529(内線23229)
- 略歴:
- 1961年:東京都生まれ
1984年:慶應義塾大学経済学部卒業
1986年:同大学大学院経済学研究科修士課程終了
1988年〜92年:University of Pennsylvania 大学院に留学
1993年:経済学部助教授
2000年:同学部教授
- 最終取得学位:
- Ph.D(Economics, University of Pennsylvania)
- 受賞学術賞:
- 所属学会:
- 日本経済学会
数理経済学研究センター
- 教育活動
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- 担当科目(2006年度)
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- [学部通学課程]
- ミクロ経済学初級I、ミクロ経済学I、数理経済学II、研究会
- [学部通信教育課程]
- 経済数学
- [大学院]
- ミクロ経済学、ミクロ経済学上級、数理経済学、数理経済学演習
2007年度は研究休暇中のため、担当科目はない。
- 教育方針:
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- 「ミクロ経済学初級I」、「ミクロ経済学I」
- 板書を多くして、学生がミクロ経済学の用語や理論内容を正確に理解するように心がけている。学生から質問があれば丁寧に答えるようにしているが、こちらから学生の理解度を確かめるような小テストは行っていない。授業に毎回出席し、講義をまじめに聞けば、授業内容は必ず理解できるようになっている。そのため、学生諸君には、まず講義に出席してもらい、家で復習をして、もし疑問が生じれば質問に来てもらいたいと思っている。
- 「研究会」
- 理論経済学に関するテキストの輪読が中心で、学生にレポーター形式で発表させている。学生の発表を聞くことで学生の理解度をよく把握することができ、教育効果も高くなる。ただし、これは少人数クラスにおいてのみ可能な方法である。
- 研究活動
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- 専攻・研究領域:
- ミクロ経済学、数理経済学
- 現在の研究活動
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- 研究課題名:
- 不完備金融市場の理論的研究
- 途中経過及び今後の計画:
- 金融市場が不完備な一般均衡モデルの競争均衡の性質を研究している。最近は特に、生産を含むモデルに関するさまざまな議論をまとめる研究を行っている。
- 主要業績:
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- (単著論文)
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- 「パレートと積分可能性問題」『三田学会雑誌』99巻4号、31−49頁、2007年
- "Determinacy of Monetary Equilibria in an Economy with no Real Risk," Advances in Mathematical Economics, Vol.1, pp.127-133, 1999
- 「貨幣の非中立性と金融政策の効率性」『三田学会雑誌』90巻3号、75−90頁、1997年
- "Pareto Optimality and Monetary Competitive Equilibrium in the Overlapping Generations Model," Keio Economic Studies, Vol.23, pp.79-96,1986
- (共著論文)
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- 「不確実性と資産市場均衡I,II,III,IV」(福岡正夫との共著)『三田学会雑誌』97巻 1号、3号、98巻 4号、99巻 3号、 2004−2006
- "Real Indeterminacy of Equilibria in a Sunspot Economy with Inside Money," (with J-M. Tallon and A. Villanacci) Economic Theory, Vol.2, pp.309-319, 1992
- 「貨幣的重複世代モデルにおける競争均衡の存在について」(福岡正夫との共著)『三田学会雑誌』80巻2号、1−13頁、1987年
- (著書)
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- 『内生的景気循環理論と金融政策』三菱経済研究所、1988年
- 『ケインズ経済学のミクロ的基礎』三菱経済研究所、1987年
- (翻訳)
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- ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(福岡正夫との共訳)創文社、1995年
- 閲覧者へのメッセージ:
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- (学生へのメッセージ)
- 大学時代は社会に出る前の貴重な時期です。いろいろな授業に出て、しっかり勉強することが重要です。日本語・英語などの語学の運用能力、ミクロおよびマクロ経済学などの勉強で得られる論理的分析能力、研究会活動で養われる情報収集および発信能力は、どれも社会で成功するために必要です。よく考えて学生生活を送ってください。