駒村 康平


個人基本情報
氏名:
駒村 康平(こまむら こうへい)
職位:
教授
研究室:
部屋番号543・内線番号23433
E-mail:
ローマ字でコマムラのあとに、@econ.keio.ac.jpをつけてください。
略歴:
95年:慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
93年〜97年:国立社会保障・人口問題研究所(社会保障研究所)研究員、
97年〜00年:駿河台大学経済学部助教授、
00年〜07年:東洋大学経済学部教授、
07年4月〜:慶應義塾大学経済学部教授。
最終取得学位:
博士・経済学・東洋大学
受賞学術賞:
日本経済政策学会優秀論文賞・1995年
吉村記念厚生政策研究助成金受賞・2001年
生活経済学会奨励賞・2001年
所属学会:
日本年金学会、日本経済政策学会(関東部会幹事)、生活経済学会(理事),日本経済学会、日本財政学会、国際公共経済学会、医療経済学会、社会政策研究ネットワーク
教育活動
担当科目(2007年度)
[通学課程]
社会政策論、社会政策論演習、制度・政策論演習、研究会、演習
[通信教育課程]
社会政策
教育方針:
少子高齢化社会では、社会保障の役割はますます大きくなります。社会保障を学ぶ目的は、1)社会保障の持っている機能の学習とその分析、2)受給者としての社会保障制度の利用、3)国民としての社会保障制度の選択です。学生には好奇心をもって、主体的に学んでもらいたいと思います。講義においては、多くの資料や文献を使用します。研究会、演習においては、理論、実証、政策・制度、歴史についてバランスよく一緒に研究をしていきたいと思います。
研究活動
専攻・研究領域:
社会政策
現在の研究活動
研究課題名:
少子高齢化社会における社会保障制度改革
途中経過及び今後の計画:
少子高齢化社会における年金、医療、介護の各制度別の経済分析および制度横断的な改革に関する理論的、実証的研究を行い、政策提言をする。
研究課題名:
貧困問題に関する実証的研究と生活保護制度の見直し
途中経過及び今後の計画:
貧困問題に関する実証的な研究を行い、新しい生活保護制度のあり方について研究を行う。
主要業績:
著書『福祉の総合政策』創成社、2001年10月。
著書『年金はどうなる−家族と雇用が変わる時代』岩波書店、2003年11月。
編著『年金と家計の経済分析』東洋経済新報社、2000年4月。
編著『アジアの社会保障』東京大学出版会、2003年9月。
編著『年金改革』生産性労働情報センター2005年7月。
編著『社会保障の新たな制度設計』慶應義塾大学出版会、2005年10月。
編著『年金制度と個人のオーナーシップ』NIRA、2007年4月。
閲覧者へのメッセージ:
21世紀に入り、諸外国同様に日本においても社会保障制度の改革は急速に進みつつあります。社会保障制度は、社会・経済の状況変化に対応していく必要がありますが、一方ではその機能、理念についてもきちんと整理して、制度改革をすすめていく必要があります。教育、研究の基本方針としては、社会保障制度の理念、その機能について経済学的にアプローチして、よりよい制度を提案していきたいと思います。学生の皆さんとは、静かに、志を持って共に学んでいきたいと思います。