八嶋由香利
- 個人基本情報
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- 氏名:
- 八嶋由香利〔やしまゆかり〕
- 職位:
- 准教授
- 研究室:
- 702(33317)
- 略歴:
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早稲田大学政治経済学部政治学科卒
東京大学社会学研究科国際関係論修士課程終了
東京大学総合文化研究科国際関係論博士課程終了
スペイン・バルセロナ自治大学文学部歴史学科(留学)
- 最終取得学位:
- 学術博士(国際関係論,東京大学)
- 受賞学術賞:
- 所属学会:
- スペイン史学会,史学会,地中海学会
- 教育活動
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- 担当科目(2007年度)
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- [通学課程]
- スペイン語(I,II,IV),地域研究−スペイン事情I・II,ラテンアメリカ研究(コーディネーター)
- 教育方針:
- 学生がスペイン語を通じてスペインの歴史や社会への理解を深めていくことを授業の基本目標としている。
学生にアンケートをとり、彼らの関心事・興味などをできるだけ把握して、授業に生かしていきたい。
- 研究活動
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- 専攻・研究領域:
- スペイン近現代史
- 現在の研究活動
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- 研究課題名:
- スペインにおけるナショナル・アイデンティティとエスニック・アイデンティティ
- 途中経過及び今後の計画:
- スペインにおけるナショナル・アイデンティティの多層性をみるために、カタルーニャをとりあげて研究してきた。これからは「ホームランド」をもたないマイノリティ集団(ヒターノやイスラム系住民など)もとりあげ、そのエスニシティを考察していきたい。
- 研究課題名:
- 大西洋を渡る人々(スペイン・中南米間の移民とそのアイデンティティの軌跡)
- 途中経過及び今後の計画:
- 具体的には、カタルーニャからキューバに渡り、そこで財を成して本国に帰還した「インディアノス」が、カタルーニャ社会にどのような政治・社会的、文化的影響を与えたか、また彼らを地域社会がどのように受け入れたか、について関心がある。スペイン史学会大会(2006年秋)で「インディアノス(アメリカ帰り)−キューバにおける資産形成とバルセロナの都市化−」を報告。他の報告と共に2008年春『世紀転換期のバルセロナ:都市空間、芸術家、パトロン』を出版予定。
- 主要業績:
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- 単著論文
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- 「スペイン内戦期のカタルーニャ農村−農業集産化と農民−」(博士論文,1989)
- 「スペイン内戦期のカタルーニャ農業問題−「強制的組合加入例」をめぐる 自治政府と組合の関係−」『史学雑誌』第102編第9号(1993年9月)
- 「スペイン内戦期の政治とカタルーニャ農民−PSUCの農民動員政策−」(『スペイン史研究』第9号,1994年)
- 「スペインにおける地域ナショナリズムと諸社会層−カタラニスモと農民(一)」(『史学』 2002年11月)
- 「スペインにおける地域ナショナリズムと諸社会層−カタラニスモと農民(続・完)−」(『史学』 2003年2月)
- 「スペインにおける伝統的社会の変容と人の移動−カタルーニャの交易ネットワークとキューバへの移住−」(『史学』2007年3月)
- 共著論文
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- 「地方行政組織の再編成」(『経済統合に伴う地域経済の再編成』所収)(1994)
- 『現代のスペイン−眠りを覚ましたドン・キホーテの国−』(角川書店,1992)
- その他
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- (共訳)モンセラー・ローチ『発禁カタルーニャ現代史』(現代企画室,1988)
- (共著)坂東・戸門・碇編『現代スペイン情報ハンドブック』(三修社、2004)
閲覧者へのメッセージ:
スペインというと「闘牛」と「フラメンコ」、そして「サッカー」ぐらいしか思い浮かばない「君」。サッカーだって、もう一歩踏み込んで観察すれば、単なるスポーツを超えた面白さがあるよ。さあ、万華鏡のように多彩で目眩めく「スペイン」という国をのぞいてみませんか。君も「スペイン病」にかかること間違いなし!