小潟昭夫


個人基本情報
氏名:
小潟昭夫{おがたあきお}
職位:
教授
研究室:
来往舎448・内線番号33218・E-mail aogata@econ.keio.ac.jp
略歴:
1944年:栃木県宇都宮市に生まれる:1969年慶應義塾大学文学研究科仏文学専攻博士課程終了、1969年:グルノーブル大学社会哲学科留学、1972:年慶應義塾大学経済学部助手、1978年同大学専任講師、78年パリ第七大学留学 1990年:同大学教授。
最終取得学位:
受賞学術賞:
所属学会:
日本フランス語フランス文学会
教育活動
担当科目(2003年度)
[通学課程]
フランス語、文学、表象文化論、自由研究セミナー
[通信教育課程]
フランス語上級
教育方針:
「フランス語」の授業は、問題をたくさん練習すること、「文学」は、詩や小説の断片を読み、映画を見て、さまざまなテーマについて感想を書いてもらうこと、「表象文化論」は、とにかく映画を見てもらうこと、映画の作り方を思い描きながら映像と音響の融合を考察すること、「自由研究セミナー」は、街に出て(フィールドワーク)素材を採集してそこから映像や音楽の作品を創作すること、そんな方針で授業を行っている。
研究活動
専攻・研究領域:
19世紀フランス文学、都市論、表象文化論
現在の研究活動
研究課題名:
ヴィクトル・ユゴーの想像的な宇宙
途中経過及び今後の計画:
ヴィクトル・ユゴーと雷
研究課題名:
表象文化論のデータベース化と映像と音響の融合への実験的試み
途中経過及び今後の計画:
(1)リュミエール兄弟の映画から現代の映画まで、テーマに沿ってDVD化を行っているのと、(2)サイレント映画に即興で音楽(ピアノ演奏)をつけたり、自作のデカルコマニー作品に学生研究員・井口拓磨君によってシンセサイザーやピアノ、コンピュータ音楽をつけるパフォーミング・アートの実践(3)教養教育としての映画上映会を日吉・来往舎シンポジウムスペースで行っている(4)日吉商店街の活性化を目指してその映像に音楽をつける作品創作を計画中。
主要業績:
[単著論文]
Imaginaire et Ecriture des Miserables(S.J.L.L.F.No25)Une etude surle premier roman de Victor Hugo(経済学部日吉論文集No27)
「ヴィクトル・ユゴーの想像的宇宙―『笑う男』の幻想性」(同上、No.29)
Sur les epigraphes de Han d'Islande de V. Hugo(S.J.L.L.F.No.40)
[著書]
「わが思索のあと」(出帆社、1976)
「幻視と断片」(芸立出版、1984 )
[編著]
「19世紀フランス文学事典」(慶應義塾出版2000)
[翻訳]
ジョルジュ・ダリアン「泥棒」(国書刊行会、1984)
ジャック・ドロス「世界の宗教・神秘思想百科」(宝島社,1993
ヴィクトル・ユゴー「ヴィクトル・ユゴー文学館、1,7,9巻、潮出版、2000)
閲覧者へのメッセージ:
 ヴィクトル・ユゴーの近代性および想像的宇宙を研究するいっぽうで、メディア環境としての都市・映像メディアの中の都市、表象文化論、映画音楽、映像と音響の融合への実験的試み、空間と人間の関係の表象行為、デカルコマニー制作、コラージュなど、デジタルカメラ、デジタルムーヴィー、パソコンなどによって、パフォーミング・アートを目指しています。
 http://ogataa.hoops.co.jp を参照してください。「メディア都市パリの現在」および「Urban poetics」という写真展が見られます。